コスト交渉

相場を把握

業者によりコストの差があります。見積もりの詳細を見てみると太陽光パネル・架台の代金が安いところ、あるいは工事代金が安いところ、いろいろです。
営業サイドもほとんどの場合kW単価を目安にするので、部品代だの工事代だの関係なさそうですが、恐らく各販売・施工業者の特質が表れているものだと思います。
太陽光発電システムには発電量を見ることができるモニタシステムがついています。機能の高い高価なシステムもあります。特別な理由がない限り最低限のモニタシステムでコストダウンを図ることができます。
足場代もかなり開きがでます。
これら細かい観点でどこの業者が安いか、最低コストはどれくらいなものかを認識しておきます。

業者との信頼関係を築きましょう

業者によって太陽光パネルメーカーとの取引価格の差があるかも知れません。下請けの施工業者を安く使っているかもしれません。
保証の問題もあります。たいていはメーカ保証10年以上があり、施工保証も施工会社がつけてくれます。これは確認しておく必要があります。
特に施工保証は施工会社がつぶれると無効になります。その後のメンテナンスも厳しくなるので、安定性のあるところを選びたいところです。
値切るばかりが能ではありません。販売・施工会社には発展してもらわないと施工保証がなくなってしまいます。信頼できる業者に納得できるコストで契約しましょう。Win-Winを目指しましょう。
最適システム検討で、最大のパフォーマンスを得られる構成を決めました。無駄のない効率的な構成になっているはずです。このシステムから得られる利益は最大になっているはずなので、この利益から導かれた目標コストは根拠のある、単に低価格を追求しただけのコストにはなっていません。業者側の意見も良く聞いて、話し合い、信頼した上で合意しましょう。
双方無理がある場合は、立地条件、屋根の条件、その家庭の状況等でパフォーマンスを上げられない要因が存在するということなので太陽光発電導入をあきらめることも考えましょう。