導入手順
一括見積もりサイト
太陽光発電導入に興味があったら、まず業者に見積もってもらうのがお勧め。当然見積もりは無料で、導入を判断する情報を手っ取り早く得ることができます。
販売・施工会社を数社紹介してくれる「一括見積もりサイト」が便利です。
必要図面準備
業者に見積もってもらうために屋根の大きさ等の情報を提供する必要があります。
家の図面があるとベストですが、グーグルマップの航空写真から見積もる猛者もいます。立面図、平面図、方位、屋根の傾斜等が太陽光パネルの配置設計に使われます。
導入後の電気料金をシミュレーションするために現状の電気料金等も提供します。
提案内容検討
提出した家屋・屋根の情報により、業者がプランを提案してきます。
太陽光パネルメーカ、枚数、レイアウト、価格 いろいろ出てきます。
投資した額を何年で回収できるか計算してくれます。
各業者を比較して、実際に導入するとどのようになるかをイメージしましょう。
現地調査・再見積り
太陽光パネルを確実に取り付け可能かどうかを確認するために、各業者は現地調査をします。屋根および屋根裏に上り、採寸、状況の確認等を行います。
この段階を経て工事の方法まで含めた精度の高い見積もりを作ることができます。
各社の経験・知識等がわかる場面でもあります。
最適システム検討
現地調査に基づいた各業者からのシステム提案により、設置可能な太陽光パネル容量、施工の問題点、難易度が見えてきます。
総容量を上げつつ、kW単価が最低となる構成を検討します。
最適な構成は販売者・購買者双方のWin-Winに繋がります。
目標システムコスト
最良のシステムプランが決まったら、コストパフォーマンスを考えていきます。
10年で元をとれれば良いと思う人もいるでしょう。
しかしながら、誰もが導入したいと思うようになれば、より多くの人が環境にやさしい社会に貢献できるはずです。
太陽光発電システムを一種の投資として考え、投資したくなる目標コストを立ててみます。
コスト交渉
目標システムコストが決まったら、自信を持って業者と交渉です。
投資可能な基準をイメージできているはずです。
あまり無理を言って、手抜き工事をされても困ります。信頼できる業者を見極め、コスト交渉でも目標に届かない場合は導入をあきらめるか、目標を落としましょう。
資金調達
太陽光発電システムは安い買い物ではありません。資金が潤沢にある方はこの項目は不要です。
投資目線で考えた太陽光発電システムの導入資金にはローンも使えます。
太陽光発電に特化した低金利のローンを各銀行が出しているので調査することをお勧めします。
エコキュートに関して
本プロジェクトでは太陽光発電システムと同時にエコキュートも導入しました。
電力会社の深夜料金プランを利用するので日中の買電単価は上昇しますが、日中は太陽光発電の電力を使用することになるので太陽光発電とマッチします。
特に給湯器の更新時期が近い場合はお勧めです。