現地調査・再見積り

現地調査

たいていの業者は現地調査を行い、屋根のサイズを計測、屋根材質の確認、屋根裏から屋根構造の確認を行います。
なかにはコストダウンのためか、見積もり初期の段階では現地調査をしない業者もあるようです。
屋根構造、軒構造によってはパネルを載せる範囲が限られる場合が発生します。また、パネルメーカによっては取り付け不可な場合も発生します。
現地調査を行うことで、初めて確実に載せられるパネル枚数およびパネルメーカ、施工方法を決めることができます。 
本プロジェクトの場合、積水ハウスの軽量鉄骨構造のため、施工業者・パネルメーカによっては著しくコストがかかることがありました。なかには、取り付けできないと言われることもありました。 業者によりまちまちでした。

再見積り

現地調査を行うことにより、業者が確実に実施でき、メーカー保証をつけることができる施工方法・パネル枚数の提案をしてくることになります。
屋根サイズにより、当然搭載可能なパネル面積が変わります。各メーカ毎のパネルの特徴差により発電効率、パネルコストも変わります。
家庭用のパワコンは最大容量が5〜6kWであるので、多くの定格容量を載せる場合パワコンが2台必要となります。
パワコンのコストはある程度高いため、1台でなるべく発電容量を増やす方がコスト的にも効率的です。
面積あたりの発電効率が高いパネルは比較的高価であり、逆に効率が低いとコスト的には有利となるのが一般的です。
定格発電容量がが多くなるにつれkW単価・コスト的にも有利です。
売電割合を増やすためにも定格発電容量が多い方が有利です。
屋根の面積に余裕があり、効率が低いパネルであってもパワコン最大容量の定格発電容量を確保できるのであれば、コストパフォーマンスは最大になります。
屋根の面積に余裕がない場合は、効率の高いパネルを目いっぱい載せて、その容量に見合うパワコンを決定することになります。 ようはkW単価を下げることができるようなシステムはどのようなシステムか、を考えていきます。
ノウハウのある業者からは、それら状況を勘案したベターな提案がなされます。