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この世に生まれて来た全ての人間には、生きる権利が約束されている・・・。 |
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一体誰に約束されてるんだぃ。国、世界、慈善団体、それとも神様かぃ?。 |
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じゃ、いつまで、どこまで、何のために、どんな条件付で? |
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当然、「権利」というくらいだから必ずそれ相当の「義務」が付随している筈だろ |
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う。一体それってどんな「義務」だと思う。誰も教えてくれないんだ・・・。 |
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誰に尋ねてもみんな揃って話しを何処かへ背けてしまんだ・・・。 |
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だったら俺の勝手な解釈と理論だけで言わせてもらうが、その「義務」っていう |
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のは『死ぬ義務』なんじゃないのか?そういえば、たしか実話に基づいた昔話で |
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似たような物語があったことを覚えている。 |
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「ある年齢を迎えた者は皆、山へ捨てられる・・・」という昔話を・・・。 |
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いつも何かあればすぐに「生きる権利」を主張する人を見かけるけど、大騒ぎす |
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る前に、何故それに対する「義務」について触れようとしないのだろうか。 |
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図々しいとは思わないか?結局、どれもこれも騒ぎの根本に根付いているもの |
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が、無い物ねだりや嫉妬や暇つぶしという類いばかり、そう人間の愚かな「欲望 |
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」に過ぎないのさ。ほら、こんなことを言ってると、何処からか「貴方に何の権利 |
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があって偉そうなことを言っているの・・・。」なんて非難の声が聞こえてきそうだ |
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けど。まっ、もし本当に誰かにそう聞かれた時はこう言ってやるつもりさ。「仮に |
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権利が、必要だったとしても、許可か否かを決めるのは少なくともアンタじゃね |
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ぇから、安心しな。」って。 |
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