■■ ルール2 ■■ NO. 1
               
この世に生まれて来た全ての人間には、生きる権利が約束されている・・・。
一体誰に約束されてるんだぃ。国、世界、慈善団体、それとも神様かぃ?。
じゃ、いつまで、どこまで、何のために、どんな条件付で?
当然、「権利」というくらいだから必ずそれ相当の「義務」が付随している筈だろ
う。一体それってどんな「義務」だと思う。誰も教えてくれないんだ・・・。
誰に尋ねてもみんな揃って話しを何処かへ背けてしまんだ・・・。
だったら俺の勝手な解釈と理論だけで言わせてもらうが、その「義務」っていう
のは『死ぬ義務』なんじゃないのか?そういえば、たしか実話に基づいた昔話で
似たような物語があったことを覚えている。
「ある年齢を迎えた者は皆、山へ捨てられる・・・」という昔話を・・・。
いつも何かあればすぐに「生きる権利」を主張する人を見かけるけど、大騒ぎす
る前に、何故それに対する「義務」について触れようとしないのだろうか。
図々しいとは思わないか?結局、どれもこれも騒ぎの根本に根付いているもの
が、無い物ねだりや嫉妬や暇つぶしという類いばかり、そう人間の愚かな「欲望
」に過ぎないのさ。ほら、こんなことを言ってると、何処からか「貴方に何の権利
があって偉そうなことを言っているの・・・。」なんて非難の声が聞こえてきそうだ
けど。まっ、もし本当に誰かにそう聞かれた時はこう言ってやるつもりさ。「仮に
権利が、必要だったとしても、許可か否かを決めるのは少なくともアンタじゃね
ぇから、安心しな。」って。