ボロディン/交響曲全集 (Borodin : The Complete Symphonies) |
ボロディンは、19世紀ロシア国民楽派最大の交響曲作家でございます。 ロシア近代音楽の祖グリンカ以来、ロマン派の19世紀全般にわたって、ロシアには多くの大作曲家が現れましたが、交響曲の分野で真に傑作といえる作品を残したのは、チャイコフスキーとボロディンの二人だけであったと存じます。 チャイコフスキーは正規の音楽教育を受けたプロの作曲家で、作風も国民楽派とは一線を画しておりました。 |
一方、ボロディンはバラキレフのグループに属するアマチュアで、多忙のため作品が少なく、交響曲も完成されたものは僅かに2曲に過ぎません。 にもかかわらず、ボロディンの残した交響曲は、バラキレフの2曲、リムスキー=コルサコフの3曲、グラズノフの8曲など、国民楽派の人々の交響曲の中でも、ひときわ燦然と輝いております。ボロディンが国民楽派最大の交響曲作家である所以でございます。
「あそびの音楽館」では、ボロディンのすべての交響曲をピアノ連弾に編曲してみました。 |
(2004.6.29〜2005.5.31) |
交響曲第1番 変ホ長調(Symphony No.1 in E flat major) | ||
交響曲第2番 ロ短調(Symphony No.2 in B minor) | ||
交響曲第3番 イ短調(Symphony No.3 in A minor) | ||
◇あそびのピアノ連弾に戻ります◇ | ||
◇背景画像提供:自然いっぱいの素材集様 | ||
◇編曲・MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma |