ハイドン/交響曲第34番 ニ短調
(Haydn : Symphony No.34 in D minor)

1766年頃、ハイドンが30代の半ばにさしかかった時期の作でございます。
4楽章構成ですが、教会ソナタふうに第1楽章には緩徐楽章、第2楽章にアレグロ楽章が置かれております。
ニ短調の交響曲ですが、短調は第1楽章のみで、続く3つの楽章はすべてニ長調で書かれており、全体としてはあまり短調の曲というイメージではございません。
第1楽章は上述のとおりゆっくりしたソナタ形式のアダージョ、第2楽章はやはりソナタ形式のアレグロ、続いてメヌエットの第3楽章、フィナーレは急速なロンドで構成されております。

ピアノ連弾用の編曲はちょっと見当たりませんでしたので、やむをえずJun-Tが編曲いたしました。
ピアノで演奏された交響曲第34番、お楽しみいただければ幸甚でございます。


交響曲第34番ニ短調・全曲連続再生 

第1楽章/アダージョ(I. Adagio) 
第2楽章/アレグロ(II. Allegro) 
第3楽章/メヌエット:モデラート(III. Menuetto : Moderato) 
第4楽章/プレスト・アッサイ(IV. Presto assai) 
(2018.7.21〜7.25)

◇「ハイドン/交響曲選集」に戻ります◇
◇背景画像提供:自然いっぱいの素材集
◇編 曲・MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma