++ 育 み ++
「たった一人の人」と共に 喜び 悲しみ 怒り 楽しみ
長い時を費やして 様々な感情を分け合ってゆく中で
「愛」は育まれてゆく
次々に相手を変えてゆけば いつか見つけられる・・・
そんなものじゃないのさ
だからと言って 心の貧しい者同士が結婚して
ただ いたずらに 時間が過ぎてゆけば 辿り着けるものじゃない
「自己愛」に根付いた感情を ぶつけ合ったとしても
育まれてゆくものは お互いの「自己愛」だけなのさ
全ての感情を放棄せず 二人で受け止め合って
「肥料」に変えてゆくのさ
「愛」は 「時」という水と「感情」という肥料で
育んでゆくものなのさ