■■ 新 世 代 の 風 ■■

若僧に一体何ができる・・・。
国のてっぺんの方から、いつまでも偉そうにそこへ居座り続けている「強欲ボケ」した
ジジィ達が目障りで仕方ない。
地球の環境を・・・、日本の未来を・・・、子供達の将来を・・・、
大層な能書きばかり吐いているが、「あの世の声」が聞こえているジジィ達が、
〜俺達が日本をここまで成長させて来たんだ〜 
バブル全盛期の頃、奴らが馬鹿のひとつ覚えの様に吐いていた台詞・・・。
その通りだ。奴らの力であれだけの景気を生み出し、奴らの力でここまで落ちぶれた。
しかも俺達はバブルの「美味しい時期」には、まだハナ垂れのガキだった。
だから「美味しい思い」どころか匂いすら嗅いだことがない。
社会に出て、待っていたのは「花見の後のゴミの後始末」だけだった。
悪臭が立ち込め、枝葉の花はとっくに散り果て、醜い毛虫までもが御丁寧に残されていた。

ふざけんな!
テメェ等で散らかしたゴミを、テメェ等だけできっちり片付けてから 偉そうなこと言え。
今更ジジィに一体何ができる・・・。
この言葉を「未練タラタラなジジィ達」へ引導代わりに叩きつけてやる。
長い歴史の中で、時代が殺伐とした混乱に陥った時、
世の中に「新しい光」をもたらし、時代の流れを大きく変えて来たのは、
いつだって俺達の様な「若僧」と呼ばれる世代の人間なんだ。
そして、これから先もずっと・・・。
時代は今、俺達の世代に『新しい風』を求めて唸りを上げている。