指きり
作詞:stork/作曲:stork


交差点の信号は青になり
夕陽の光も消えてゆく
僕ら手を結いで歩き出す
この角を曲がれば君と別れ道

あぁ さよならはなんでやってくるんだろう
あぁ 僕はまだ君と話していたいのに

そんなに悲しい顔をしないで
君のそばには僕がいるから
どんなに遠く離れてしまったとしても
そうこの声が君を包むから


終電が近づく駅のホームで
時計を気にしながら君を待ってる
階段をのぼる音が乾いた空気に響いて
僕の胸を打つ君の作り笑顔

あぁ あとどのくらい君といられるのだろう
発車のベルの音が今までのことを思いださせる

そんなに悲しい顔をしないで
ただ抱きしめることしかできない僕だけど
つらい運命が僕らを引き裂こうとしても
またいつの日かここに戻ってくるから


窓から見下ろす僕
小さな背が更に小さく見える
この時この瞬間を永遠に忘れないように
冷たくなった手と手で指きり

そんなに悲しい顔をしないで
君のそばには僕がいるから
どんなに遠く離れてしまったとしても
そうこの声が君を包むから


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