雨の匂い
作詞:stork/作曲:stork


通り雨が急に降りだした
びしょ濡れになりながら君を探した
隣を過ぎ行く人の群れ
どんどん見えなくなってく

いったいどこまで来たのだろう
周りは枯れた木々ばかり
君はどこかで生きてるの?
宛てもない道のりを進む

冷たい雨粒が頬を伝い
まるで泣いてるみたいだ
今思い出せることは
あの日の雨の匂いだけ


あれだけ続いた雨も上がり
光る雫が葉を伝う
疲れ果てた僕のことを
太陽の光が包み込んだ

いつになったら逢えるのだろう
長い長い暗闇ばかり
僕はまだ生きられるの?
今までの道のりを振り返らずに進む

冷たい涙が頬を伝い
君との物語を振り返る
一緒に生きてゆこうと決めたのは
雨上がりの昼下がり


涙を拭いまた歩き出す
君との思い出忘れられないから
愛しても愛しきれないくらい
君が好きだから

雨の中歩き出す
いつまでも進むから・・・


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