当サイトで公開しているOGG素材は、次のようなファイル名を持っています。
例: 戦闘音楽Aの場合、ファイル名 "battle-a_2726ms_120203smp.ogg"
"2726ms"というのは、
「曲の終わりから2726ミリ秒に戻れば正常にループする」
という意味です。
同様に"120203smp"は、
「曲の終わりから120203サンプルに戻れば正常にループする」
という事です。
(「サンプル」というのは「ミリ秒」と同様、時間の単位だと考えてください。)
2726ミリ秒と120203サンプルは、曲中の同じ時刻を表しています。
これをループ位置と呼ぶことにします。
このいずれかのループ位置を各プログラム側に入力して、ループの設定をします。
・WOLF RPG エディターの場合は、
「システムデータベース」→「BGMリスト」を選択し、素材ファイルを選択します。
「ループ開始位置(ms)」という欄があるので、
ループ位置をミリ秒単位で(上例の場合は2726)入力してください。
・DXライブラリの場合は、
SetLoopPosSoundMem関数 または
SetLoopSamplePosSoundMem関数 を参照してください。
前者の場合はミリ秒単位で、後者の場合はサンプル単位で、
ループ位置を引数に入力します。
(どちらでも構わないのですが、サンプル単位の方が正確ですので後者を推奨します。)
・吉里吉里の場合は、付属の「ループチューナ」というプログラムで
「サウンドループ情報ファイル」 (.sli)を作成してください。
ループ開始=ループ位置(ミリ秒またはサンプル単位)、
ループ終了=曲の終わり となるように設定します。
(ミリ秒/サンプル どちらの数字も使えますが、サンプル単位の方が正確です。)
ループチューナの使い方については、吉里吉里2のドキュメント等を参照してください。
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