◇さて、それはある晴れた夏の日のことだ 作品61-7◇
〜ヴァイオリンとピアノのための〜
(1894年作/歌詞:ポール・ヴェルレーヌ/訳詩:藤井宏行

 さて、それはある晴れた夏の日のことだ
 大きな太陽は、ぼくの喜びに味方して
 サテンと絹を身にまとった
 お前の愛しい美しさを より一層美しくするのだ

 真っ青な空は そびえるテントのように
 その襞を華やかに揺らしている
 すでに青く染まったふたつの幸福な額の上
 幸せと期待との高ぶりで染まった額の上

 そして夕暮れが来れば 風は甘く
 戯れ 愛撫する お前のヴェールの中で
 そして星たちの安らかな眼差しは
 やさしくほほえみかけるのだ この夫婦に

◇編曲・MIDIデータ作成:Jun-T ◇録音:jimma (2009.3.16)

◆ウインドウを閉じる◆