ボロディン/歌劇「イーゴリ公」全曲(Prince Igor) |
「イーゴリ公」はボロディン畢生の大作でございますが、残念なことに未完に終りました。しかしながら、その音楽は実にユニークかつ魅力的で、今日では19世紀ロシアオペラの代表作のひとつとして不動の地位を占めております。 とはいえ、「だったん人の踊り(ポーロヴェツ人の踊り)」を除きますと、オペラ全体が上演される機会はけっして多いとは申せません。もちろん、「だったん人の踊り」が優れておりますことは申すまでもございませんが、このオペラには他にも聴きどころは少なくないのでございます。 ここでは、Jun-Tのまったく個人的な趣味で、オペラ「イーゴリ公」の魅力の一端をご紹介すべく、ピアノ連弾用「イーゴリ公」を展示いたしております。これを機会に、ボロディンと「イーゴリ公」に興味をもってくださる方がたとえお一人でもいらしたならば、私にとりましては望外の幸せでございます。
歌詞の大意はそれぞれの曲の「前口上」にございますが、これはロシア語の英訳から、Jun-Tがいいかげんに訳したものでございます。原語の歌詞本来の雰囲気は、vindobona様のサイト「イーゴリ公の世界」に掲載されております、vindobona様による格調高い抄訳でお楽しみいただけます。
【献呈の辞】 |
◇あそびのピアノ連弾に戻ります◇ | ||
◇背景画像提供:フリー写真素材Canary様 | ||
◇編 曲・MIDIデータ作成・訳詩:Jun-T ◇録 音:jimma |