テレマン/水上の音楽「ハンブルクの潮の満ち干」 (G.P.Telemann : Wassermusik "Hamburger Ebb’und Fluth") |
テレマンもまたほんのちょっとしか聴くことのなかった作曲家でした。有名な「食卓の音楽」は、一部を聴いて興味がもてず、印象に残った曲といえば、この組曲くらいです。 CDは、事典で晩年の傑作と書いてあるのに惹かれて買ったオラトリオ「最後の晩餐」だけ持っています。ただこれも確か買ったよなぁ?という程度の記憶しかありません。 ハンブルク市の海軍鎮守府設置100年祭で演奏されたというこの組曲は、テレマンの自筆譜ではOuvertureとなっています。 |
テレマンの作品には数多くのOuvertureという名の組曲があるんですね。前から疑問に思っていましたところ、Wikipediaによるとバッハやテレマンの時代、管弦楽の組曲は序曲で始まるから、組曲そのものをOuvertureと呼んでいたんだそうです。まるで持ち歩いてるからケータイというようなもんですかね?
編成は、木管と通奏低音と弦五部で、木管は楽章によってオーボエだったり、ピッコロ、リコーダーと変わります。 |