シューマン/若者のための歌のアルバム 作品79
(R. Schumann : Lieder-Album für die Jugend, Op.79)

シューマンには青少年のために書いた作品がいくつかございます。「子供のためのアルバム(1848年、作品68)」、「小さな子供と大きな子供のための練習曲集(1849年、作品85)」、作品「子供のための3つのソナタ(1853年、作品118)」、「子供の舞踏会(1853年、作品130)」などで、これらはすべてピアノ独奏または連弾のための作品です(有名な「子供の情景」は、子供のために書かれた曲集とは申せません)。
1849年、シューマン39歳の年の「若者のための歌のアルバム」は、これらピアノのための作品とは異なり、声楽作品として書かれたおそらくシューマン唯一の子供のための歌曲集でございます。ただし、曲集に含まれる曲の中にはとうてい子供のために書かれたとは思えないほど本格的なものもあり、たいへん多彩で興味深い歌曲集と申せましょう。

「あそびの音楽館」では、全29曲から成るこの歌曲集を管楽器や弦楽器とピアノ伴奏という形でやってみたいと思います。そのため、声楽の部分に多少のアレンジを加えておりますことを、あらかじめご了承願いますm(__)m

歌詞につきましては、藤井宏行様の御訳を使わせていただいております。どうもありがとうございますm(__)m
また、各曲の詳細につきましては、「梅丘歌曲会館・詩と音楽」に詳しい解説が掲載されております。こちらもぜひご覧になってくださいm(__)m


 第1曲:夕暮れのお星さま(Der Abendstern)  歌 詞
 第2曲:蝶々(Schmetterling )  歌 詞
 第3曲:春の知らせ(Frühlingsbotschaft)  歌 詞
 第4曲:春のあいさつ(Frühlingsgrüß)  歌 詞
 第5曲:怠け者の天国(Vom Schlaraffenland)  歌 詞
 第6曲:日曜日さん(Sonntag)  歌 詞
 第7曲その1:ジプシーの歌I(Zigeunerliedchen I)  歌 詞
 第7曲その2:ジプシーの歌II(Zigeunerliedchen II)  歌 詞
 第8曲:山の少年の歌(Des Knaben Berglied)  歌 詞
 第9曲:五月の歌(Mailied)  歌 詞
 第10曲:小さなフクロウ(Käuzlein)  歌 詞
 第11曲:外に出かけようよ(Hinaus in's Freie)  歌 詞
 第12曲:眠りの精(Der Sandmann)  歌 詞
 第13曲:テントウムシ(Marienwürmchen)  歌 詞
 第14曲:みなしご(Die Waise)  歌 詞
 第15曲:幸福(Das Glück)  歌 詞
 第16曲:聖なる夜の歌(Weihnachtlied)  歌 詞
 第17曲:歩きまわる鐘(Weihnachtlied)  歌 詞
 第18曲:春の歌(Frühlingslied)  歌 詞
 第19曲:春の訪れ(Frühlings Ankunft)  歌 詞
 第20曲:ツバメたち(Die Schwalben)  歌 詞
 第21曲:子供の見守り(Kinderwacht)  歌 詞
 第22曲:牛飼いのお別れ(Des Sennen Abschied)  歌 詞
 第23曲:今は…(Er ist's)  歌 詞
 第24曲:紡ぎ歌(Spinnelied)  歌 詞
 第25曲:少年の歌う狩人の歌(Des Buben Schützenlied)  歌 詞
 第26曲:雪の鈴花(Schneeglöckchen)  歌 詞
 第27曲:塔守リュンコイスの歌(Lied Lynceus des Thü:rmers)  歌 詞
 第28曲:あなたはあの国をご存じですか(Kennst du das Land)  歌 詞

 若者のための歌のアルバム 作品79・全曲連続再生 

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◇背景画像提供:自然いっぱいの素材集
◇編 曲・MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma