ファゴットとピアノのためのソナタ ト長調 作品168 (Sonate pour Basson avec accompaniment de Piano, Op.168) |
サン=サーンス最晩年の小さな傑作、木管楽器とピアノのための3つのソナタのうち、最後の作品でございます。 3つのソナタを書き上げたサン=サーンスは、どうやら3曲でこの連作を終えるつもりはなかったようですが、肺炎のためにアルジェで急逝し、結局このファゴットとピアノのためのソナタが絶筆となりました。
曲は3つの楽章から構成され、典雅な第1楽章、スケルツォふうの第2楽章、アレグロの終結部をもったゆるやかな第3楽章と、短い中にも多彩な変化に満ちた作品となっております。 |
(2008.4.22〜4.30) |
ファゴットとピアノのためのソナタ ト長調 作品168・全曲連続再生 | |
第1楽章/アレグレット・モデラート (I. Allegretto moderato) | |
第2楽章/アレグロ・スケルツァンド (II. Allegro scherzando) | |
第3楽章/モルト・アダージョ―アレグロ・モデラート (III. Molto adagio - Allegro moderato) | |
◇「木管楽器のための3つのソナタ」に戻ります◇ | |
◇背景画像提供:フリー写真素材Canary様 | |
◇MIDIデータ作成:Jun-T ◇録音:jimma |