ラモー/新クラヴサン曲集
(Jean-Philippe Rameau : Nouvelles Suites de Pieces de Clavecin)

Pianoteqのハープシコードを使ってみたくて何かないかと探していたところ、以前に作って忘れていたラモーのクラヴサン曲集のMIDIファイルが見つかったので音にしてみました。
Pianoteqのハープシコードは、無償でダウンロード出来るアドオンに入っており、2種類あるうちのGrimaldi 1697を使いました。これは1697年に製作されたハープシコードを2007年に復刻したものをシミュレートしたということのようです。音は悪くないし、サンプリングのハープシコードだと、短い音符の速いパッセージでは音が立ち上がりきれずに途切れたようになってしまうんですが、Pianoteqではそれは感じられませんでした。

なぜラモーかというと、今までほとんど聴く機会がなかったのに、辞典には「充実した内容を持つ曲集」で、「バッハのパルティータに比肩される」と書いてあるので興味を覚えました。
始めてみたところ、ラモーの装飾音には悩まされました。1曲を半日で終わらせる予定が、たっぷり1日かかってしまう有様です。
とはいえ、せっかく始めたことなので、どうにか全曲、音にしてみました。


 新クラヴサン曲集・全曲連続再生 

 第1曲:アルマンド(I. Allemande) 
 第2曲:クーラント(II. Courante) 
 第3曲:サラバンド(III. Sarabande) 
 第4曲:三つの手(IV. Les trois mains) 
 第5曲:ファンファリネット(V. Fanfarinett) 
 第6曲:勝ち誇った女(VI. La Triomphante) 
 第7曲:ガヴォット(VII. Gavotte) 
 第8曲:トリコテ;ロンドー(VIII. Les Tricotets ; Rondeau) 
 第9曲:無頓着(IX. L'Indifférente) 
 第10曲:メヌエット I・II(X. Menuet I, II) 
 第11曲:めんどり(XI. La Poule) 
 第12曲:トリオレ(XII. Les Triolets) 
 第13曲:未開人(XIII. Les Sauvages) 
 第14曲:エンハーモニク(XIV. L'Enharmonique) 
 第15曲:エジプト人の女(XV. L’Egyptienne) 

◇あそびのエトセトラに戻ります◇
◇背景画像提供:自然いっぱいの素材集
◇編 曲・MIDIデータ作成:jimma ◇録 音:jimma