エイミー・ビーチ/ピアノ作品集
(Amy Marcy Beach : Works for Piano)

一般に「ビーチ夫人」として知られるエイミー・ビーチは、アメリカ最初の世界的女流作曲家でございます。
16歳でピアニストとしてデビューし、18歳で外科医のヘンリー・ビーチと結婚した後は、夫の要望に従って作曲に力を注ぎました。
19世紀の終わりに2つの大作、交響曲ホ短調(1897)とピアノ協奏曲(1899)を立て続けに発表し、女流作曲家エイミー・ビーチの名は世界的になりました。20世紀になって間もなく夫を事故で亡くしたビーチ夫人はドイツに渡り、そこで1914年まで過します。第1次世界大戦の勃発で本国に強制送還された後は、故国でアメリカ作曲界の長老的存在として生涯を送りました。
リヒャルト・シュトラウスやシベリウス、サティなどと同世代のビーチですが、ドイツ・ロマン派の流れを汲み、さらにスコットランドやアイルランドの民俗音楽の要素も取り入れたその作風から、20世紀的というよりは19世紀ロマン派の範疇に属するものと申せましょう。

ビーチは生涯の全般に亘ってピアノ曲を作曲しております。シューマンやブラームスの影響色濃い初期から後期の半音階的手法を多用した音造りまで、伝統的な技法の範疇で多彩な響きを追求しておりますビーチのピアノ曲、その魅力の一端をお楽しみいただければ幸甚でございます。


 4つのスケッチ 作品15 (Four Sketches, Op.15) 
  1. 秋に(In Autumn) 
  2. 幻影(Phantoms) 
  3. 夢想(Dreaming) 
  4. ホタル(Dreaming) 
  ◆4つのスケッチ 作品15・全曲連続再生◆ 
メ モ

 3つの性格的小品 作品28 (3 Morceaux Caractéristiques, Op.28) 
  1. 舟歌(Barcarolle) 
  2. イタリアのメヌエット(Menuet Italien) 
  3. 花の踊り(Danse des Fleurs) 
  ◆3つの性格的小品 作品28・全曲連続再生◆ 
メ モ

 2つの小品 作品54 (Two Pieces, Op.54) 
  1. スコットランドの伝説(Scottish Legend) 
  2. 幻想的ガヴォット(Gavotte Fantastique) 
  ◆2つの小品 作品54・全曲連続再生◆ 
メ モ

 エスキモー 作品64(Eskimos ― Characteristic Pieces, Op.64) 
  1. 北極の夜(Arctic Night) 
  2. 家路をたどる狩人(The Returning Hunter) 
  3. 放浪者たち(Exiles) 
  4. 犬橇(いぬぞり)に乗って(With Dog-Teams) 
  ◆エスキモー 作品64・全曲連続再生◆ 
メ モ

 前奏曲とフーガ 作品81 (Prelude and Fugue, Op.81)  メ モ

 ブラックバードの丘から 作品83 (From Blackbird Hills, Op.83)  メ モ

 ツグミ 作品92 (Hermit Thrush, Op.92) 
  1. 夕べのツグミ(A Hermit Thrush at Eve) 
  2. 夜明けのツグミ(A Hermit Thrush at Morn) 
  ◆ツグミ 作品92・全曲連続再生◆ 
メ モ

 2つの小品 作品102 (Two Pieces, Op.102) 
  1. さようなら、夏よ(Farewell, Summer) 
  2. 木の葉の舞(Dancing Leaves) 
  ◆2つの小品 作品102・全曲連続再生◆ 
メ モ

 独りぼっちの母さんの子守歌 作品108 
   (Cradle Song of the Lonely Mother, Op.108)
メ モ

◇あそびのエトセトラに戻ります◇
◇背景画像提供:「自然いっぱいの素材集」
◇MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma