バッハ/ブランデンブルク協奏曲
(J. S. Bach : Brandenburgische Konzerte)

バッハの管弦楽作品の中では「管弦楽組曲」と並んでよく知られているのがこの「ブランデンブルク協奏曲」でございます。
1619年頃に「いくつもの楽器による6曲の協奏曲」としてブランデンブルク・シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈された作品で、題名の通り種々の楽器を独奏部とする合奏協奏曲の形をとっております。

6つの曲は比較的長い期間に、第6番、第3番、第1番、第2番、第4番、第5番の順で書かれたと考えられております。

第1番のみは例外的に4楽章制ですが、他の作品はすべて急・緩・急の3楽章構成で、旋律的にも対位法的にも魅力に富んだ名作ぞろいの作品集でございます。

ここで取り上げておりますピアノ連弾用の編曲は、レーガー(Johann Baptist Joseph Maximilian Reger:1873〜1916)の手に成るものでございます。
ピアノ連弾による「ブランデンブルク協奏曲」、お楽しみいただければ幸甚です。


第1番ヘ長調 BWV.1046(No.1 in F major, BWV.1046) 
  第1楽章:アレグロ(I. Allegro) 
  第2楽章:アダージョ(II. Adagio) 
  第3楽章:アレグロ(III. Allegro) 
  第4楽章:メヌエット(IV. Menurtto) 
  ◆第1番ヘ長調 BWV.1046・全曲連続再生 
第2番ヘ長調 BWV.1047(No.2 in F major, BWV.1047) 
  第1楽章:アレグロ(I. Allegro) 
  第2楽章:アンダンテ(II. Andante) 
  第3楽章:アレグロ・アッサイ(III. Allegro assai) 
  ◆第2番ヘ長調 BWV.1047・全曲連続再生 
第3番ト長調 BWV.1048(No.3 in G major, BWV.1048) 
  第1楽章:アレグロ・コン・スピリート(I. Allegro con spirito) 
  第2楽章:アダージョ〜第3楽章:アレグロ(II. Adagio - III. Allegro) 
  ◆第3番ト長調 BWV.1048・全曲連続再生 
第4番ト長調 BWV.1049(No.4 in G major, BWV.1049) 
  第1楽章:アレグロ(I. Allegro) 
  第2楽章:アンダンテ〜第3楽章:プレスト(II. Andante - III. Presto) 
  ◆第4番ト長調 BWV.1049・全曲連続再生 
第5番ニ長調 BWV.1050(No.5 in D major, BWV.1050) 
  第1楽章:アレグロ(I. Allegro) 
  第2楽章:アフェットゥオーソ(II. Affettuoso) 
  第3楽章:アレグロ(III. Allegro) 
  ◆第5番ニ長調 BWV.1050・全曲連続再生 
第6番変ロ長調 BWV.1051(No.6 in B flat major, BWV.1051) 
  第1楽章:アレグロ・ノン・タント(I. Allegro non tanto) 
  第2楽章:アダージョ・マ・ノン・タント〜第3楽章:アレグロ 
      (II. Adagio ma non tanto - III. Allegro)
  ◆第6番変ロ長調 BWV.1051・全曲連続再生 

◇あそびのピアノ連弾に戻ります◇
◇編曲:M. レーガー ◇MIDIデータ作成:Jun-T  ◇録音:jimma