バッハ/無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV.1007
(Suite for an Unaccompanied Violoncello No.1 in G major, BWV.1007)

Vienna Instruments(VI)のソロ・ヴァイオリンに続いて、ソロ・チェロを試してみようと、無謀にもこの曲を取り上げました。

前のシリーズの経験から、ソロについては、ヴァイオリン・チェロ・ヴィオラの順番で出来が悪くなっているので、チェロ1本の渋い音楽がうまくいくとは思えないし、私自身がこの曲を聴いていたのははるか昔の学生の頃のことで、楽譜には強弱が一切ついていませんから、どうやったらいいものやらさっぱり分からないというのが正直なところです。

初めヴィブラート付のサステインの音色1つでやってみたら、VIだと同じ分散和音でも、音域によってひどく変になってしまいます。そこで変になるところだけ違う音色を使いました。
途中、ちっとも思うようにならないので頭が痛くなり、Jun-Tに聴いて貰って助言を求めました。分散和音の最初の音は、もっと強く、アタックが効いた方いいというので、そこの部分はいくつか試してマルカートを使うことにしました。
それにしても、ベロシティで強弱があまりつけられないというのは不便で仕方がありません。VIの日本の代理店には、何度も何とかして欲しいとメールをしています。

ソロの音源でいろいろ出来るようになるのは、まだまだ先のことのようです。

はじめは前奏曲だけでやめておくつもりでしたが、ある方から次を・・・というメールをいただいたので、第1番だけは全曲することにしました。ただ、2曲目以降はかなり印象が薄くなっておりまして、出来栄えの方はまったく期待できません。


第1曲:前奏曲(I. Prélude)
第2曲:アルマンド(II. Allemande) 
第3曲:クーラント(III. Courante)
第4曲:サラバンド(IV. Sarabande) 
第5曲:メヌエットI・II(V. Menuet I, II) 
第6曲:ジーグ(VI. Gigue) 

無伴奏チェロ組曲第1番・全曲連続再生 

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◇背景画像提供:フリー写真素材Canary様
◇MIDIデータ作成・録 音:jimma