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akogare



 視線の先には貴女がいる
 きっとあの頃のように
 そこにある見えない距離だけが
 哀しくて足を止めた

 指の間を零れ落ちて
 勇気がなくてつかめなくて
 ため息ばかり置いてきたんだ

 少し背伸びをして でも追いつけなくて
 遠回りしてた
 いつも思ってた
 一番大切な貴女の憧れになれたら

 

 答えをだせない想いがある
 本当はわかっているけど
 重ねた月日が大人に変えて
 近づける そんな気がして

 貴女の瞳の中で僕は
 どんなにふうに映ってるの
 少しはましになったろう

 今も背伸びをして まだ近づけなくて
 やっぱりダメだね
 ずっと想ってた
 あの日の憧れは 今も憧れのまま

 

 この季節が何度巡りかわっても
 僕の周りで誰が出会い通り過ぎても
 逢いたい 逢えない

 今も想ってる 目の前の憧れが
 優しく微笑み くれたなら
 いつも思ってた
 一番大切な貴女の憧れになれたら

 今も憧れのまま・・・
 僕の 憧れ・・・

 

anyhoo143@gmail.com