hiro's M bar
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月の雫
このままでいい 涙を拭いたら
何も言わずに頷いてくれないかい
二度と遇えぬ別れになるなら
勝手な男で行かせて
後ろを向いて また明日になれば
嫌いになれる訳ではないだろう
闇に隠した月よ照らすな
愛の残りが零れて見える
判っているよ 泣いているんだろう
旅立つ始めに不吉だと微笑んだ
甘え通しで返せはしない
最後もわがままになる
お前がくれた一筋の灯りは
明日を照らす支えになるから
消せぬ想いが影を引かせる
待たせることなどできないくせに
胸に刻んで 痛みを背負って
無理を承知で行こうと決めたはずさ
瞳に映った月の雫が
時を知らずに濡らして染める
何故だろう 歪んで見える
お前が滲む