hiro's M bar
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ありがとう よろしくね
貴方の添える手が いつまでも温かいから
ひび割れた指に降りる霜さえ 辛くはないはず
こうして傍にいて降り積もる時に染められ
真白な髪の一つ一つが愛しいものに想えてくる
背中を向けて眠る夜には
何故ここにいるのか涙を数え
嬉しいほどにまた零れてく
涙の虫も呆れて消えた
泣き、笑い過ごした日々がいつか
代え得ない道程になる
これからもよろしくね
「ありがとう」の言葉はまだしまっておくわ
何度も振り返り懐かしい場面を追えば
手を引き引かれ いつか来た道 瞼 閉じれば一瞬
いつしか追い越した重ねた齢の数も
書きなぐるように生きる背中もどこか母に似てきた
一つ積んではまた崩れてく
苦労も 何も無いよりはまし
昔話と笑いましょうか
あと何年 あと千年続けばいいね
泣き、笑い過ごせる日々がどうか
命を紡ぎ育てますように
「これからもよろしくね」って言いながら
また背中を向けているわ
どうぞ かまわずに想いのままに
選んだ「時」はいつも意地悪だから
ありがとう よろしくね
これからも泣き笑い続けていきましょう