青春の行方

        詞・曲 岩谷英樹

憶えているかい 君を追いかけた 
灯台に続く 渚の防波堤
学苑橋まで 迎えに来てくれた 
汗も涙も 清水に流した
今も 夢中さ 生地に生きてる
ときの流れに 戸惑いながら
青春の行方は 美しくはかな儚く
ねころんで見てた 花火を思い出す

忘れはしないよ 松明の夜に 
あの娘をうちまで 迎えにいったね
願掛けに手を合わせた 天神様は 
なにも語らない なにも変わらない

今も 夢中さ 生地に生きてる
沈む夕日を どこで見てるかい?
青春を追いかける 遠く 果てなく
潮の香りがしみる 風を切りながら

今も 夢中さ 生地に生きてる
ときの流れに 戸惑いながら
青春の行方は 美しく儚く
ねころんで見てた 花火を思い出す
青春を追いかける 遠く 果てなく
潮の香りがしみる 風を切りながら