S・P・Y

冷めきった紅茶より冷たく凍りついた視線と

唯一熱い部分的皮膚感

青ざめた顔で鏡の前に立つ血の気の失せた

ワタシは既に人形(どーる)


安易な答えじゃ縛られないよ

嘘より軽い真実をみせてよ 今すぐ!


見返りなんて求めない 躱されてもいい

キミを壊したいんだ

徐々に誰にも気付かれないようにゆっくり

キミの心に忍び込む


嫌われてもいい 怖くなんてないそれより

キミを壊したいんだ

憎んでも構わない 愛などいらない

離れていく程嬉しくなる


血生臭い部屋に戻ると 妙に解放された気分になるのさ


狂ってしまうトキ 強張る顔スキ

君を壊したいんだ

この上等な玩具とキミの心

見えない鎖で結びつけて


だんだん分からないように ゆっくり気付かれないように

spyのように、忍び込むから

キミの精神(こころ)に・・・・・


Don’t love me!  Don’t love me!

Hate me , please , please. Oh!

Don’t love me!  Don’t love me!

Hate me , please・……

Please!