冨平恭平氏 プロフィール

東京生まれ。東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。これまでに指揮を高関健、田中良和、小田野宏之、ピアノを安芸彊子、迫昭嘉、秦はるひの各氏に師事。現在、群馬県の移動音楽教室にて群馬交響楽団を指揮している。これまでに東京シティフィルハーモニック管弦楽団、錦織健リサイタルにてニューフィルハーモニー千葉を指揮している。また数多くのアマチュアオーケストラでも演奏会を行っている。ピアニストとしてもリサイタルの伴奏や協奏曲の弾き振りを行っている。オペラでの活動が多く、東京二期会、新国立劇場、藤原歌劇団、錦織健プロデュース、日生劇場などでの公演で副指揮者、合唱指揮者、コレペティトゥア、ピアニスト、プロンプターなどオペラに関わるあらゆる仕事をつとめている。自身でも杉並区民オペラにて「こうもり」を指揮している。今までに関わった主な作品は「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「後宮からの逃走」「魔笛」「皇帝ティトゥスの慈悲」「ルル(クーラウ)」「セヴィリアの理髪師」「愛の妙薬」「ルクレツィア・ボルジア」「カプレーティとモンテッキ」「パルジファル」「椿姫」「トロヴァトーレ」「仮面舞踏会」「運命の力」「ファルスタッフ」「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「こうもり」「カルメン」「アドリアーナ・ルクヴルール」「エフゲニー・オネーギン」「ヘンゼルとグレーテル」「小さな煙突掃除屋さん」「イェヌーファ」「マクロプロス家の事」「ルル(ベルク)」「ペレアスとメリザンド」「ダフネ」「バラの騎士」「ナクソス島のアリアドネ」「夕鶴」「アラジンと魔法のランプ」「泣いた赤鬼」「不思議の国のアリス」「白鳥」「愛怨」など。古典派から現代物、イタリア・ドイツ・フランス・ロシア・チェコ・日本物など様々なオペラの制作に携わっている。200710月には急遽代役にてクーラウ作曲のオペラ「魔法の竪琴」の日本初演を指揮。現在東京二期会専属音楽スタッフとしてオペラの制作に携わり、また東京藝術大学大学院オペラ科非常勤講師、二期会研修所講師としてオペラの指導も行っている。2006年4月より2010年3月まで東京二期会専属音楽スタッフとして活動し、2010年8月より新国立劇場音楽スタッフに就任している。