◆嶋田 英康氏 プロフィール◆

Shimada Hideyasu

我孫子フィルの弦楽器トレーナー。半年の練習期間にだいたい6,7回の弦楽器分奏指導、ビオラパート練習指導等をしてくださっています。

 1928年 東京生まれ。バイオリンを山井清雄氏、小野アンナ女史に師事し、東邦音楽学校、中・高等部・短大のヴァイオリン科講師、宮内庁楽部楽師、東京交響楽団を経て、1962年から主席ヴィオラ奏者としてNHK交響楽団に招聘される。

1983年にNHK交響楽団を定年退団後、新日本フィルハーモニー交響楽団の特別契約団員、読売日本交響楽団、新生日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団等での首席奏者を務め現在に至る

様々な楽団で演奏をし、履歴書にするだけでも大変な経歴を持たれ悠々自適にしておられたところに、我孫子フィルの弦楽器を指導してくださいという仕事をお願いしてしまいました。幸運にも引き受けていただき、いまや遠いところを頻繁に弦楽器の練習を見ていただいております。

それまでは我孫子フィルも(特に弦楽器は)ご多分に漏れず、何とか譜面通り引きこなせるようになった頃に本番になっていました。嶋田先生を講師に迎えてからは、譜面をもらった初期練習の段階において弓使い、舞台上での気持ちの持ちよう等を指導していただくようになり、弦楽器奏者の曲に対する取り組み方がよい方向に変わりつつ有ります。

譜面通り音をさらうというところから、どうすればお客様にきれいな音を届けることができるのか。技術的なこと、メンタリティな部分様々な角度で鍛えてもらっております。演奏会の打ち上げでは常に厳しいコメントをいただき弦楽器セクションの兜の緒を引き締める役割をかっていただけてもいます。

我孫子フィル弦楽器の音が最近変わった(変わっていく)のは嶋田先生のおかげ(責任?)といって過言ではないでしょう。これからもよろしくお願いします。

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