林　紀人氏プロフィール

　東京生まれ．国立音楽大学器楽科クラリネット専攻卒業．東京交響楽団に入団し，10年間首席奏者として活躍されました．在団中より指揮を秋山和慶氏に師事されました．のち指揮に専念するため東京交響楽団を退団されました．
　二期会でオペラの経験を積み，「フィガロの結婚」でデビューし、以後東京交響楽団，新日本フィルハーモニー交響楽団などを指揮し，好評を博しました．
　アマチュアオーケストラ，吹奏楽団の指導にも精力的に取組み，その実力と実績は揺るぎないものがあります．1980年より我孫子市民フィル常任指揮者となり，音楽監督を兼任されました．その的確で真摯な指揮は団員の厚い信頼を得ました。松戸シティフィルでも定期的に指揮をとっていたこともあり、東葛地域の音楽文化の発展は氏の功績を抜きに語ることはできません。
2000年から2007年3月末まで警視庁音楽隊長勤められ、現在は、洗足学園音楽大学で教鞭をとっておられます。警視庁音楽隊長に就任されるとともに、惜しまれつつ我孫子フィルの音楽監督を退任されました.現在我孫子フィルの名誉指揮者として活動を見守っていただいております.
柏市在住．