電気工事

配電盤まわり

もともとの配電盤の横に太陽光発電用とエコキュート用のブレーカを設置します。
太陽光発電状況をモニタするためのホームサーバも横に取り付けます。
壁に穴を空け、屋根裏にまわり、隠ぺい配線を行います。 

パワーコンディショナー

パワコンは配電盤のちょうど裏にあたる納戸の壁の上方に取り付けました。
隠ぺい配線ですっきり取り付けていただきました。
写真ではパワコンの向こう側になるところに非常時用の電気コンセントがあり、停電時に非常用電源として使えます。
発電している昼間、1.5kWまで使えるそうです。
太陽光パネルが設置され、ケーブル接続が済んだところで、試運転が行われ、パネル系統毎の電圧・電流等を計測していました。
これで太陽光発電する準備は整いました。しかしながら、電力会社の立ち合いで通電作業(連系)を行わない限り、運転はできません。通常は数週間待たなければなりません。まったく無駄なことです。

ケーブル引き出し

太陽光パネルから屋内のパワコンまでケーブルを接続する必要があります。エコキュート用の電源/リモコン用のケーブルも引き回す必要があります。
この屋根の場合、北側の屋根が建築基準法の傾斜規制のために下がっており屋根裏から北側の軒下へアクセスできません。そのため西側(写真の左)の軒下に屋外と屋内のゲートとなる引き出しボックスを設けました。
左側のケーブル外装が黒いものが屋根の上に伸びて太陽光パネルに接続しています。もう一本の細いケーブル外装が北側に設置されているエコキュートに向かっています。
ケーブル外装の色を切り換えて目立たないようにしているようです。

接続箱・昇圧器

太陽光パネルのケーブルは接続箱で並列接続、電流をまとめパワコンに送ります。パネルの直列接続数が3つと少ない系統は昇圧器にて他の5直列の系統と同じ電圧に昇圧されます。下が接続箱、上が昇圧器です。
屋根裏に設置されており、アクセスしやすいように屋根裏点検口の近くに配置されていました。