発電実績

月ごとの発電量・推定年利

5月の集計です。

全般的に天気が良かったため、4月総発電量を余裕で越えています。
なぜか比例して自己消費量も増えています。どうも暑い日はエアコンつけなくても昼間の消費電力が増えるようです。冷蔵庫のせいでしょうか?
10年運用年利は8%に迫る勢い。実際の支払料金に基づく年利は11%となりました。実は5月の太陽光発電による売電料金はガス・電気代の合計支払料金より多く、光熱費は黒字となりました。

上のグラフは6.4kWパネルで発電された総発電量になります。横浜市都筑区のデータとなります。
青色部分が太陽光発電量をそのまま使った自己消費の部分です。緑色の部分が33円で東京電力に売った部分です。

その下のグラフは一か月分の節約金額を元に計算した10年運用での利回りになります。
青色が太陽光発電のみの利率です。実際の発電量、売電量、買電量をもとに太陽光発電があった場合となかった場合との差額分に基づき10年運用での利率を算出しています。目標としている3.2%利率はこの利率を想定しています(グラフ上の赤ライン)。緑色は同様の条件で売電金額を2016年度固定価格買取制度に合わせ31円/kWとして計算したものになります。今年度に太陽光発電を導入する方の参考になれば幸いです。
一方、紫色で示したのが、実際の電気料金・ガス料金の節約額から算出した利回りになります。2015年当月に実際に支払った電気料金+ガス料金と2016年当月の電気買電料金−電気売電料金+ガス料金との差額。つまり、実際に導入前後での支払料金の差から計算したものです。その年、その月のエネルギー使用量に影響を受けることになりますので、ご留意ください。

グラフ上のへたな英語はご勘弁ください。グラフ生成プログラムの日本語化を怠っているせいです。

最近の発電・消費の様子

5月の発電の様子です。5月は晴天が多く発電量も多めでした。

太陽光発電量の最小値の11時12時がゼロになっているのは、訳あって5月6日の10時すぎから12時ごろまでパワコンを停止していたためです。
テレビコマーシャルの撮影が入ったためで、通常はあり得ないことなのでご考慮ください。

最大値がパワコンリミットの5.5kWを超えています。5月4日のデータを見ると13時台5.73kWとなっています。どうもモニターとパワコンの電力検出値に差があるようです。パワコンでは5.5kW以上の表示はでませんが、モニターでは1時間レベルで5.7kWを表示することがあります。また、パワコンの制御がゆっくりなためか瞬間的にはモニター値が6kWを超えることがあります。頻度は少ないですが、パワコンの5.5kW制限が入ることは確かです。

グラフの説明:
この期間における各時刻毎の平均、最大値、最小値をとりました。
青系が太陽光発電量、赤系が電力消費量です。

発電パフォーマンス

5月初旬は晴れの日が多く好調。たまに天気が悪いものの、30℃を超える暑い日もありました。
ヒストグラムに示すように、高発電の日が多くなっています。

グラフの説明:

日々の発電量、消費電力量から節約金額を算出し、目標とする運用金利:年3.2%を達成できるかを見ていきます。
・時刻毎の発電量、消費電力、売電量、買電量から日々の売電価格、買電価格を計算します。
・買電価格については深夜時間帯割引:電化上手(東京電力)の各時刻によるkW単価を用います。
・売電価格は2015年固定価格の33円/kWで計算してます。
・太陽光発電導入前:使用した総消費電力の時刻毎のデータに電化上手の時刻毎の単価を乗じて導入前の電気料金とします。
・太陽光発電導入後:買電量には電化上手、売電量には固定価格を適用して買電料−売電料を導入後の電気料金とします。
・上記太陽光発電導入後の1日の電気料金と導入前の電気料金の差額が削減金額となります。
・削減金額から10年運用した場合の金利を計算します。
赤ラインは、目標としている3.2%の金利です。

 

下の図は1日の総発電量を日毎にプロットしたものです。2016.5月、パネル容量6.4kW、横浜市都筑区の実績です。

一番下の図は1日の総発電量をヒストグラム化したものです。5月分は標本数が11とさらに少ないので、かなりきついヒストグラムです。4月同様やはり、発電量が多い日と少ない日に分かれる傾向があり、発電量が真ん中ぐらいの日は少ないようです。曲線はカーネル密度推定量(KDE)と言われるものでヒストグラム的な分布を推定したものです。少ない標本数でもそれなりの分布を示すことができます。

過去の実績

2016.3 2016.4