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翼

作詞・作曲・編曲 / 堀口

夜の街
ビルの灯りは今日も　大空の素顔知らないまま消えた
白い息はエモーション
フワフワと街路樹の奥へ舞い上がって消えた

追いかけてきた夢の数だけ　二人傷ついていた
約束したね夢と傷の数だけ　君を導いてゆくと

きっと…　掴めないものなんて何もないって
自由で大きい雲に手を伸ばして
きっと…　気づいていたんだ
孤独な翼で　飛べはしない事なんて

時代を見つづけて
憤りや喜びを優しく包み込んだ枯れ木
鳥は知っていた
やつれたその枝先であげる若葉の産声

こんな風にいつも　消せない木漏れ日を抱いて温めてきた　ずっと
流れ星を見つけてはしゃいでた　幼いはかない思い出

そうさ　きっと…　星と星みたいに近く見えて
手に届きそうなくらい輝いてるけど
きっと…　果てしなく遠く
傷ついた翼で　空へ高く羽ばたいて

きっと…　掴めないものなんて何もないって
自由で大きい雲に手を伸ばして
きっと…　気づいていたんだ
君のいない翼で　飛べはしない事なんて…